バッチフラワーレメディ

バッチフラワーレメディとは?
バッチフラワーレメディとは、ホメオパシー医であり、病理学コンサルタント、細菌学者でもある
エドワード・バッチ博士により1935年に体系付けられた、
心や感情のバランスを取り戻すための自然療法です。
バッチ博士の名前にちなんでバッチフラワーレメディといいます。
DROOMにおけるバッチフラワーレメディの使い方
DROOMでは実際にレメディを処方するのではなく、レメディのもつ周波数をお体に当てることでそれぞれのレメディと同じ効果を出して行きます。
ストレスがたまると、脳の扁桃体(へんとうたい)の働きが低下してきますので、
バッチフラワーレメディの周波数で脳の扁桃体を調整していきます。
それでも実際のレメディを使いたい方にオススメの1本

それでも実際のレメディを使いたい方にオススメの1本
バッチフラワーレメディは38種類もあるので
「試してみたいけど、どれにしたらいいんだろう?」、と選ぶのが難しくなります。
はじめての方にオススメの1本は、「レスキューレメディ」というものです。
レスキューレメディとは、ストレスに対するあらゆる状況に活躍するレメディで
- スターオブベツレヘム (ショック)
- ロックローズ (恐怖とパニック)
- クレマチス (気が遠くなる)
- インパチェンス (気持ちがせき立てられる)
- チェリープラム (自制心を失いヒステリックになる)
の5種類のレメディが混合された、とっても使い勝手の良いレメディです。
レスキューレメディを試したあとにさらにもう少し必要そうであれば、
38種類のレメディの中から自分に合いそうなものを選んで購入するのがオススメです。
Amazonや楽天などの通販でも購入できますので、自分に合うレメディを見つけてみる
のも楽しいかもしれませんよ。
レスキューレメディの飲み方
レメディの飲み方は、ストレス強く感じた時にコップ一杯のお水にレメディを4滴入れて飲みます。
もし水がすぐに見つからない時には、下の上に直接4滴落として下さい。
トリートメントボトルというものを利用される方もいらっしゃいます。
38種類のバッチフラワーレメディの特徴
種類 | 特徴 |
---|---|
アグリモニー | 内面の苦しみを快活そうな仮面で隠してしまうが、静かな自分だけの時間になると、苦しみがよみがえり、快活を装っていた仮面が壊れると、希望を失い、苦悩に陥る傾向がある |
アスペン | 何も恐れるような理由はいのに恐れてしまう。自分を怖がらせるものが何かをつきとめようとしてしまう傾向がある |
ビーチ | 他人がどうして自分と同じように生きることができないのかと思ってしまい、人に対して寛容的になれない。自分に厳しいが、他人にも厳しくなってしまうがゆえに様々な問題が起こる傾向がある |
セントーリー | 親切心がゆえになんでもイエスと言ってしまう。人のために尽くして自分の本当にやりたいことを押し殺してしまう傾向がある |
セラトー | 自分の考えがある程度まとまってから、その判断が正しいかどうか心配になり他人にどうすべきが聞いて回り、結局どうしたらよいのかわからなくなる傾向がある |
チェリーブラム | 自分で自分を抑制できなくなっていると感じる。自分のコントロールがきかなくなり、他人に危害を加えてしまわないか心配になる傾向がある |
チェストナットバッド | 同じあやまちを何度も繰り返す傾向がある |
チコリー | 子離れができない。愛するものに愛情を押し付けてしまう。愛する人から少しでも冷たくされると非常に傷つき、感情面に訴えておどしたり、相手からの思いやりを強要してしまう傾向がある |
クレマチス | 目の前に起こっていることに集中できない。夢の世界から抜け出せない傾向がある |
クラブアップル | 潔癖症。ささいなことにこだわってしまい、自己嫌悪におちいる傾向がある |
エルム | 自信もあり責任をどんどん引き受けてたくさんのことをやってしまうが、突然自信喪失におちいる傾向がある |
ゲンチアナ | 落胆して気持ちが動揺している。ネガティブ思考になってしまう傾向がある |
ゴース | 絶望して完全に諦めきっている。何をやっても無駄だと考えてしまう傾向がある |
ホリー | 嫉妬や憎しみ、疑いの気持ちをを他人に対して抱いてしまう。自分を苦しめる考えや想念にとりつかれて悩んでいる傾向がある |
ハニーサックル | 昔は〇〇だった・・・、と過去の栄光や体験や思い出ばかりに思いを馳せ、現在がおろそかになりがちな傾向がある |
ホーンビーム | 月曜病のようにやる気が起きない。ダルイ。身体面からの疲労よりも感情面での疲労により朝のスイッチが入らない傾向がある |
インパチェンス | いつも急いでいて、テンポの遅い人を待つ忍耐がなくイライラしている。指を終始動かしたり、足を貧乏ゆすりしたりなど動作に落ち着きがない傾向がある |
ラーチ | 自分がやっても失敗するだろうと考え、自信がなくチャンスを逃してしまう。自分を正当化できず、人生を力いっぱい生きることができない傾向がある |
ミムラス | 日常にみられる恐れや不安感。対象がわかっている恐れ。内気で自分のすることに臆病な傾向がる |
マスタード | なぜ自分がこんな風に不幸せに感じているのかがわからない。理由もなく突然憂うつになったり悲しくなったりする傾向がある |
オーク | 物事をうまく処理できるが目標に対して厳格すぎるので、自分の体の限度を越えた無理をしてしまい結局最後に体を壊す傾向がある |
オリーブ | 病気や仕事のしすぎ、あるいは辛いストレスで苦しんでいるなど、確実な理由があって起こる身体的、精神的な疲れ。心身ともに疲労困憊しきっている傾向がある |
パイン | 自分のあやまちはもちろん、他人の犯したあやまちですら、自分の責任だと感じてしまう。罪悪感を常に抱いている傾向がある |
レッドチェストナット | 愛するものへの過度の心配と懸念。過保護になる傾向がある |
ロックローズ | 強いパニック的な恐怖 |
ロックウォーター | かたくなに理想や主義を追求しする。進行すると、自分の楽しみや喜びをもつことさえ許さないほど自分を抑圧する傾向がある |
スクレランサス | ためらい。優柔不断。選択を迫られる状況に直面しても決断できない。何も達成できないまま、エネルギーを費やし疲れてしまう傾向がある |
スターオブベツレヘム | 肉体的・精神的・感情的ショックや喪失感。トラウマ。 |
スイートチェストナット | 完全な失意や苦悩。困難を克服するあらゆる道を求め、探し尽くして、もう行き詰って、ここからもうどこへも行けないと感じている |
バーベイン | 他人を説得しようと熱が入り、他人の考えを理解することができない。昼夜を問わず働き、あらゆる形の不正に対して大儀を掲げ、反対運動などをする傾向がある |
バイン | 自信家で自分のやり方で人を支配しようとする傾向がある |
ウォールナット | 人生の変化のストレス。入学や卒業、結婚や離婚、就職や定年退職、更年期など人生の変化の時期のストレスに敏感で体調を崩しやすい傾向がある |
ウォーターバイオレット | 自尊心が高く、ひとりでいるのが好き。他人と親しくなるのが難しい。人からはとっつきにくく見える傾向がある |
ホワイトチェストナット | 繰り返し同じ信念や不安がつきまとい、今していることに意識が集中できない。気分転換ができない傾向がある |
ワイルドオート | 人生で何か勝ちあることをしたいと望んでいるが、どこへ向かって行けばいいのか方向性が見つけられない。自分の願いがはっきりしない。常に満たされない気分にある傾向がある |
ワイルドローズ | 無気力。自分に起こることに関して放棄していて、何が起こっても一向に構わないという気持ちで諦めている傾向がある |
ウィロー | 恨み。他人の成功や勝利を妬んでしまう傾向がある |
アグリモニー(西洋きんみずひき)をもっと詳しく…
アグリモニーは真実を認めることができず、
摩擦を回避する人のためのレメディです。
「仮面をかぶった人」、ともよく表現され
辛さや悩みがあったとしても、陽気な言動で本当の感情を隠そうとします。
外での顔と内側の自分が感じていることがあまりにも違うので
エネルギーが分離され 苦しみます。
そして深いところで自分自身への信頼がありません。
アグリモニー素質の方は、元々はとっても繊細で
人生を楽しみたいという欲求があります。
その良い部分を伸ばしていくと、あらゆる種類の苦しみを受けないで
済むような人物となります。
しかし、バランスを崩すと、敏感さが過敏さへとなり
人生を楽しもうとする欲求が現実逃避へとなり
演技上手がうわべを装る偽善的な態度へと移行する可能性があります。
自分ではそうは思っていなくても身体は正直です。。。
気が休まらないので睡眠障害やひきつけ、
痙攣、便秘、身体の痛みに苦しむことが多くなってきます。
リウマチなどの症状にもその根底にアグリモニー体質の感情
が関わっていることも少なくありません。
問題を抑圧し、摩擦を回避し、周囲の人や自分自身にも嘘をついているので
重度のフラストレーションから抑うつ症や深い孤独感
に悩まされやすくなります
その気持ちをまぎらわすために、娯楽や憂さ晴らし、過食や仕事
アルコール、麻薬、ギャンブルなどへの依存心が強くなることも・・・。
アグリモニーのレメディととることで、内側と外側のエネルギーをつなげ
内側を外側に表現することをサポートしてくれます。
否定的なものも含め、ありのままの自分自身を表現することで、他の人々と深いところからつながることができるでしょう。

アグリモニーは多年生の背の高い植物で、小さな黄色い花を咲かせます。
道の脇、草原、湿った土壌に広く分布しています。
アスペン(ヨーロッパヤマナラシ)をもっと詳しく…
アスペンは、不気味な予感や漠然とした恐れ
感覚や思考では予測できない不安に有効なエッセンスです。
このタイプの方は 豊かな想像力と磨き抜かれた鋭い感受性をもっています。
ある種の第6感を使うことができ、一般の人たちよも多くのことを見通すことができ、将来起こることを予見できたり、隠れた物事の関連を見抜くことができたりする能力のある方です。
しかし、マイナスの面が強調されると感受性の豊かさは度を越して神経を過敏にし、無意識から上がってきた不吉な予感を、実際に起こった不快な出来事に関連付けて自ら納得しようとします。
そのためパニック症状や天候による体調の変化
ホルモンバランスをはじめとする自律神経失調症
心臓の衰弱による夜中の目覚めなどに悩まされやすくなります。
エネルギーに敏感なので、霊的なもの、夢、アストラル領域等からの
様々な影響を簡単に受け取ってしまい日々の体調に変化が大きくなります。
このタイプの方が感じている恐れや不安は、人生に対する信頼感
すなわち「根源的信頼感」の一部が失われていることを意味しています。
そのため、幼少期に親の愛情をしっかりと受け取っていない方にとても多くみられます。
信頼感は、この世に無力な状態で生を受け、人生をひとに委ねざるを得ない幼少期に育まれ、他者(特に両親)から愛されるという基本的な体験から生まれます。
人間であれ動物であれ、こうした体験に基づいて、両親から離れた後も
未知なる人生を信頼し、歩み続けることができるのです。
そのような経験がなければ、大人になっても愛情、保護、健やかさが何であるかを実感することが難しくなり孤立や対立する場面も増えるでしょう。
アスペンのエッセンスをとることと同時に
子供の頃の美しい思い出を蘇らせ、感情的な記憶の中に蓄積されている
「喜びの感情」を活性化させることも必要です。
人間だけでなく動物、植物、美術など自分の心を温めてくれるもの
を見つけて「小さな安心の欠片」を少しずつ拾い集めましょう。
繊細なことは素晴らしいのですが、ちょっとした勇気も必要になるかもしれません。宇宙的な愛の力が背後にあることを信頼できた時、人は恐れを手放すことができるのです。

アスペンは、尾状花の雄花とそれより小さい丸い雌花がひとつの木に咲きます。
ビーチ(ヨーロッパパブナ)をもっと詳しく…
ビーチは他人の言動につい厳しくなったり反感が出てしまう方のためのエッセンスです。アレルギー症状にも効果があることが少なくありません。
極端な否定的態度や肯定的態度に傾いてしまいやすかったり
それとは逆に、誰の感情も害さないよう常に心がけたり
対立する態度をとったり、批判したり拒絶したりする勇気がない人
にも効果のあるエッセンスです。
自身の内側が満たされていない もしくは満たされていなかった経験が多い
または家系にまで浸み込んだ性格的傾向により他人に対して寛容性がなくなってしまいます。
しかし、実のところは複雑な劣等感に自覚はあるにしろないにしろ自身は
悩まされていることが多いため 他者と比較して自分の方が良いと思いたいのです。
自分の体験を消化できていないため、胃腸をはじめとした消火器の不調が起こりやすくなり、常に緊張して顎関節症や首肩のこりができやすくなります。
我慢できない状態が強まると、不寛容な態度を外側に向けることができず、
自分自身に向ける人もいらっしゃいます。
抑圧された感情によりアレルギー症状が起こりやすくなります。
ビーチのエッセンスをとることで、広い視野を与え、慈悲の質を育んでくれます。固さを解放し、明るさを自身の内面に持ち込み、心軽やかに優しい人にしてくれます。
人を非難したりジャッジすることで、実際は自分自身が傷ついている
のだと認識することも必要かもしれませんね。
他人を変えようとせず、あるがままを受け入れられるようになると
包容力が増しより良い人間関係を育んでいくことができるでしょう。

ビーチの木は森林に育ち、雄花と雌花が咲きます。